金融資産運用設計

平下 淳CFP®認定者
証券会社、保険会社、会計事務所系FP会社を経て、独立系FPに。実務経験をベースとした解説は明快。FP向けの講座・セミナーや、大学・企業でのセミナー等数多くの講師実績が物語る。
この分野の学習内容をおおまかに教えてください
金利に関する基礎知識や金融市場の仕組み、金利の変動要因などマーケット全般に関する事項について学習します。また、預貯金や郵便貯金、債券、株式、投資信託などの特徴や種類、マル優制度、預金保険制度、ポートフォリオ理論の基本的な考え方などについても併せて学習します。
特に重要なポイントといえば何でしょう?
債券、株式および投資信託の基礎知識です。債券については利回りの定義および計算方法や価格と利回りの関係などであり、株式については株価指標の算出方法や投資尺度の定義および計算方法などです。また、投資信託については関係機関の役割や運用手法などです。さらに、それぞれの課税の仕組みも押さえておきたいですね。
FPの学習全体の中での位置付けはどう理解すればよいですか?
金融がグローバル化し複雑化する中、FPに求められる知識はこれまで以上に幅広く、かつ高度なものになっています。数多くの金融商品がある中で、これらの知識を整理し、顧客のライフプラン上の目標を達成させる手助けをするための基礎知識をこの金融資産運用設計で学習します。
学ぶ上での注意点などはありますか?
金融資産運用設計で学習する範囲は幅広く多岐にわたりますが、試験で出題される問題は基本的な知識を問うものが多く、難易度も他の試験科目と比べてそれほど高くありませんので、細かい内容についてはあまり深入りせず、基本事項をしっかり押さえることが重要と思われます。
ここで得た知識はどのような場面で活かせるのでしょうか?
マイホーム取得や子どもの教育、退職後の生活など顧客のライフプランに必要な資金を見積もり、運用計画を立てるケースや、顧客のライフプランの変更や経済情勢の変化、金融制度や税制改正などに応じて、ポートフォリオの見直しを行うケースなどで活かせると思われます。