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転職・退職/データ&費用1

 準備・調達方法  チェックポイント

今まで勤めてきた会社を去る時には、程度の差こそあれ、さまざまな思いを抱かれることでしょう。その思いは人それぞれですが、退職の理由を問わず、退職前後に必要となる手続やかかる費用は共通しています。ここで確認しておきましょう。


1. 転職によって収入は増える?減る?

転職によって収入が増えたか減ったかについて、実際に転職した人に対して行った調査で確認してみましょう。

(1)転職後の賃金はどのくらい増えた?減った?

調査によると、転職前よりも賃金が増えたという人は31.5%、逆に減ったという人が30.2%、変わらないと答えた人は37.4%となっています。

年齢層別では、40歳未満の若い年齢の人は、賃金が減った人よりも増加した人の割合が高くなっているようです。60歳代前半の人は、減少したと答えた人の割合が57.9%と他の年齢層より特に高い傾向がみられます。

転職入職者の賃金変動状況(平成17年) (単位:%)
  増えた 変わらない 減った
1割以上の増加 1割未満の増加 1割未満の減少 1割以上の減少
100.0 31.5 19.3 12.2 37.4 30.2 8.7 21.5
19歳以下 100.0 54.7 33.1 21.6 25.9 14.8 3.7 11.1
20〜24歳 100.0 37.7 24.8 12.9 34.2 27.1 7.0 20.1
25〜29歳 100.0 40.3 23.4 16.9 34.8 24.3 6.9 17.4
30〜34歳 100.0 33.3 20.3 13.1 36.5 29.5 10.4 19.2
35〜39歳 100.0 29.5 17.9 11.6 41.6 28.3 10.4 17.9
40〜44歳 100.0 28.8 17.7 11.0 39.7 30.6 12.0 18.5
45〜49歳 100.0 25.4 14.1 11.3 42.0 32.0 10.2 21.7
50〜54歳 100.0 23.3 16.7 6.6 41.6 34.2 9.4 24.8
55〜59歳 100.0 16.3 9.2 7.1 42.5 40.6 11.7 28.9
60〜64歳 100.0 7.7 4.8 2.9 33.7 57.9 6.1 51.8
65歳以上 100.0 6.0 4.7 1.3 61.7 32.1 3.6 28.5

資料:厚生労働省・平成17年雇用動向調査結果


(2)年齢や性別と、収入の増減の関係は?

別の調査で年齢・性別ごとの転職後の収入の増減をみてみましょう。

男性では、24歳までの層では、収入が増えた人が多いのですが、年齢層が高くなるごとに「収入が減った」人の割合が増加し、55歳以上の層では約8割の人が「減った」と答えています。

女性では、35歳から44歳までの層で、収入が増えた人が減った人よりも多くなっていますが、それ以外の層では、減った人の割合が増えた人よりも高くなっています。

労働力調査詳細結果

資料:総務省統計局 労働力調査詳細結果(平成15年4〜6月平均)の概要(速報)より


(3)転職が決まった時期と、収入の増減の関係は?

調査によると、「前の仕事をしている間に既に決まっていた」人では、収入が増えた人は約4割、減った人は約3割と、増えた人の割合のほうがやや多くなっています。反対に、前の仕事をやめた後で決まった人では、収入が減った人は5割弱、増えた人は3割弱、と減った人の割合が高くなっています。

単位:%、( )内は実数(単位:万人)
  転職者総数 前の仕事より
収入が増えた
前の仕事と
収入はほぼ同じ
前の仕事より
収入が減った
総数 100.0
(321)
34.0
(109)
25.5
(82)
40.5
(130)
既に決まっていた 100.0
(146)
40.4
(59)
28.1
(41)
31.5
(46)
やめてから決まった 100.0
(174)
28.7
(50)
23.6
(41)
47.7
(83)

資料:総務省統計局 平成12年8月労働力調査特別調査結果(速報)より

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この項の著者:鈴木明美(2003年9月掲載・2006年12月改訂)
(株)東京ファイナンシャルプランナーズ 社会保険労務士・AFP認定者

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